2010年9月10日金曜日

Windows LIve Writer

参考サイト様:
http://katouen.jugem.jp/?eid=5702
http://blog.livedoor.jp/iceboy_kaz/archives/50949245.html
導入の前に
Windows Live Writerはブログエディタ.
元来livedoorブログには正式対応していない,が,ブログ投稿APIのAtomPubを介しての利用が可能となっている.
とはいうもののやはり正式対応しているわけではないので欠点や至らない点もある.
導入手順を説明する前にWindows Live Writerを使うメリット・デメリットを整理しておく.
メリット
・圧倒的に編集しやすい(というかlivedoorブログ付属のエディタ残念すぎやしませんか)
・記事をローカルに保存できる
デメリット
・記事の「カテゴリ」を付与することができない
・「続きを書く」に相当する機能がない
・ライブドアブログで編集したものに対してうまく再編集できない
ただし,編集はWLWで行い,投稿時にのみlivedoor側のエディタを利用することによりデメリットの解消が可能
ヒト手間我慢すれば・・・ってやつですね.
以上を踏まえて導入する場合は↓

2010年9月1日水曜日

本質を見抜く「考え方」

っていう本を読んだ

内容はタイトル通り.物事の本質を見抜くための考える方法やそのための知識,心構え等をご教授いただいた.
まぁ,まだ材料が揃ってない(知識が足りない)状態で考える力つけてもなぁ・・・と書店でパラ見しながら思っていたが,足りない知識を補う場面でも役に立ちそうなので買っちゃった.

著者・中西さん自身が長いこと歴史に携わっていたせいか,頻繁に歴史に関するキーワードが目につく.
歴史に関しては全くのNo勉であったため「バイアスきっついなぁ」とか偏見バリバリで読んでいたものの・・・

特に「なるほど」と思った点.共感した点は以下である.

必ず「言葉」にしてみる

当たり前のようで結構難しい.いわゆる「頭ではわかってるんだけど・・・」状態である.冒頭には,
「ただ何となく」頭に浮かんだ考えを「ただ何となく」表現しているだけでは,何をどう考えたのかが明確にならない.

とあった.んん.確かに.
しかし考えを言語化するのは結構難しいものだ.
これは自分が次に読んだ本にかかわってくるのだが・・・それはそれとして
とりあえず「言葉」にすることではじめて考えは自身の知的財産へと昇華するんだね.

シビアなシーンへいくと本当に自分が「わかったつもり」で終わっていることがよくわかる.涙目!

「日本人」を明確に意識する

これだよなー
なんか最近日本人ってすっげー自虐というか劣等感を嘆く声が多いよね.
少なくとも俺の周りではそう.
何でもかんでも欧米風にすればイケメンと思ってる奴の多いこと.
特に,ICT分野ではお偉いさん方までもが「アメリカでは次々と新しい技術が~」とか「シリコンバレーに遠く及ばず~」とかのたまっちゃう始末.

新しい分野を開拓することは大事だし,そういう部分では欧米に水をあけられているのは確かにそう.
だが自分はそのアプローチまでをもパクる必要はないと思う.
茶でも飲んでゆっくり考えればいいのさ.焦りすぎ

冒頭は以下
自画像をはっきり持てば持つほど,ものごとをしっかり考えられる.アイデンティティとは「心の持ち方」なのであり,そこに安心感や勇気がわいてくる.

総括

面白かった.いろいろと気づかされた.
「歴史プッシュうぜー」とか思ってたけど,やっぱ広い意味での経験則というか,考えるとき,行動を起こすときの起点になるんだなぁっていう考えに変わった.

でもいまさら世界史とかやるわけにはいかないし,
今度暇なときにMOT関連の歴史に言及したやつだけでも買って読もうかな.

2010年8月31日火曜日

CeFIL合同フォーラム

へ行ってきた.@富士通ソリューションスクエア

参加者は,関東周辺でインターンシップ中の学生と大学教員,インターンシップを提供する企業,そしてNPO法人のCeFIL(高度情報通信人材育成支援センター)である.

CeFILは,今回のようなインターンシップ斡旋の他,九州大学や筑波大学にて行われているPBL(Project Based Learning)の監査,支援等にも積極的に取り組んでいるようである.

ディスカッション内容は,主に
・ 大学教育について
・ インターンシップについて
・ 将来のキャリアビジョンについて
・ PBLについて
上記参加者が議論を行うというものであった.

2010年8月19日木曜日

Web3層構成

クライアントサーバシステムを実装するにあたり,そのアーキテクチャ戦略として,「Web3層構成」があって,何をいまさらって感じですが頭の中の整理のためにも記します.

◆そもそもなにそれ

一般的に普及しておりもはや生活の一部と化しているインターネット.
インターネットは「クライアントサーバシステム」の一つである.
クライアントとは,サービスの利用者,すなわち我々のことである.
サーバとは,サービスの提供者,すなわち我々が使うシステム・サービスを作った人々,運用する人々である.

クライアントとサーバ-------------------------------------------------
クライアントとサーバの関係には注意する必要がある.
どのサービスを指しているかによって,クライアントとサーバが誰になるのかが流動的に変化するからだ.

例えばこのブログ,「記事を提供する」というサービスに注目すれば,クライアントは記事の閲覧者,サーバは自分となる.
しかし,「ブログ機能を提供する」というサービスに注目すれば,閲覧者も記事作成者もクライアントで,サーバはlivedoorの中の人ということになるだろう.

このように,あるシステムについて議論する場合,クライアントとサーバの関係,とくに様々なサービスが氾濫するWebにおいては,特に明確にしておくことが重要となるだろう.
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さて,Webのサービスは多種多様で,ネットさえあればなんでもできるという時代になりつつある.
どのサービスもわかりやすくて格好良いWebサイトを持っており,クライアントを丁寧に誘導してくれる.

例えばネット通販サービスを挙げよう.欲しい商品を選んで,在庫情報を確認して,購入者情報を入力して,注文を確定し,商品が届く――クライアントが操作を行ってから,サーバから結果が返ってくるまでに,インターネットブラウザの「向こう側」では何が起きているかを考えたことがおありだろうか?

「クライアントの入力に対して何か処理をしてそれを表示してるんじゃないの?」というのは漠然とお分かりいただけると思う.
その通りで,クライアントの入力・要求ははある手順に従って処理される.
クライアントの要求に対する処理の順番に注目し,大きく3段階に分けてそれぞれに担当するシステムを充てるアーキテクチャ(構造)をWeb3層構成という.



2010年8月18日水曜日

世界貿易センタービル30F 富士通クラウドセンター

へ行ってきた.
撮影自由とのことだったのでいろいろ撮ってある.

IMG_0031



それにしても百聞は一見に如かずとはよくいったもので,サーバ実機やクラウドコンピューティングのデモンストレーションにより知見が深まったといえる.

金儲け的な質問をいくつかぶつけてみたところ,どうやらクラウドコンピューティングはしばらくBtoBビジネスで騒がれていくとのことである.
しかしこれまでコンシューマとして過ごしてきた期間が圧倒的に長い我々にとって,BtoBビジネスというのは馴染みがなく,経営戦略や技術改善といったものがみえにくい.

コンシューマ向けのPaaSやIaaSなんかのトリガーになれれば一山あてられそうなんだけどなー

2010年8月17日火曜日

インターンシップ

修士一年の夏休み.
研究,豪遊,独学,婚活・・・選択肢は様々あるだろう.

自分はインターンシップへいってます.
富士通で静岡 アプリケーションサーバとクラウド関連に一枚かませていただくということに.

正直今までアプリケーションサーバなんてものは名前すら知らなかった.
もっといえば知らなくても単位はとれるし卒業できる,と皮肉っておく.
まぁ,俺が触るアプリケーションサーバはBtoBミドルウェアみたいだし,知っている方が逆に怖いかもしれない
そうはいうものの,個人的にこのAPサーバ(と略すらしい)は結構重要な立ち位置にあると感じた.
すごく乱暴に言うと,Webアプリケーションとデータベースの中間に位置し,ユーザのリクエストとデータベース処理の仲介が主な役割となる.
ミドルウェアの中では改善,機能追加の余地もありそうで,ビジネス的にもねらい目なんだろう.

ICTの行く末はなかなか予測が難しいとはいえど,Webアプリケーションとクラウドコンピューティングにはどの経営者・技術者も目を光らせているのではないだろうか.

そういう意味では今回のインターシップにおけるテーマはビッグウェーブに乗り遅れないための前準備にあたるともいえる.
研究も並列分散処理によるスケーラビリティ云々だし,勤務地を差し引いても都合がよかった.

まだ始まって2日目だけど,どの業界にもめんどくせー客っているもんですな.明日は東京のクラウドセンターへ見学へ行ってきます.写真撮れないだろうなぁ~・・・