2010年8月31日火曜日

CeFIL合同フォーラム

へ行ってきた.@富士通ソリューションスクエア

参加者は,関東周辺でインターンシップ中の学生と大学教員,インターンシップを提供する企業,そしてNPO法人のCeFIL(高度情報通信人材育成支援センター)である.

CeFILは,今回のようなインターンシップ斡旋の他,九州大学や筑波大学にて行われているPBL(Project Based Learning)の監査,支援等にも積極的に取り組んでいるようである.

ディスカッション内容は,主に
・ 大学教育について
・ インターンシップについて
・ 将来のキャリアビジョンについて
・ PBLについて
上記参加者が議論を行うというものであった.

2010年8月19日木曜日

Web3層構成

クライアントサーバシステムを実装するにあたり,そのアーキテクチャ戦略として,「Web3層構成」があって,何をいまさらって感じですが頭の中の整理のためにも記します.

◆そもそもなにそれ

一般的に普及しておりもはや生活の一部と化しているインターネット.
インターネットは「クライアントサーバシステム」の一つである.
クライアントとは,サービスの利用者,すなわち我々のことである.
サーバとは,サービスの提供者,すなわち我々が使うシステム・サービスを作った人々,運用する人々である.

クライアントとサーバ-------------------------------------------------
クライアントとサーバの関係には注意する必要がある.
どのサービスを指しているかによって,クライアントとサーバが誰になるのかが流動的に変化するからだ.

例えばこのブログ,「記事を提供する」というサービスに注目すれば,クライアントは記事の閲覧者,サーバは自分となる.
しかし,「ブログ機能を提供する」というサービスに注目すれば,閲覧者も記事作成者もクライアントで,サーバはlivedoorの中の人ということになるだろう.

このように,あるシステムについて議論する場合,クライアントとサーバの関係,とくに様々なサービスが氾濫するWebにおいては,特に明確にしておくことが重要となるだろう.
--------------------------------------------------------------------

さて,Webのサービスは多種多様で,ネットさえあればなんでもできるという時代になりつつある.
どのサービスもわかりやすくて格好良いWebサイトを持っており,クライアントを丁寧に誘導してくれる.

例えばネット通販サービスを挙げよう.欲しい商品を選んで,在庫情報を確認して,購入者情報を入力して,注文を確定し,商品が届く――クライアントが操作を行ってから,サーバから結果が返ってくるまでに,インターネットブラウザの「向こう側」では何が起きているかを考えたことがおありだろうか?

「クライアントの入力に対して何か処理をしてそれを表示してるんじゃないの?」というのは漠然とお分かりいただけると思う.
その通りで,クライアントの入力・要求ははある手順に従って処理される.
クライアントの要求に対する処理の順番に注目し,大きく3段階に分けてそれぞれに担当するシステムを充てるアーキテクチャ(構造)をWeb3層構成という.



2010年8月18日水曜日

世界貿易センタービル30F 富士通クラウドセンター

へ行ってきた.
撮影自由とのことだったのでいろいろ撮ってある.

IMG_0031



それにしても百聞は一見に如かずとはよくいったもので,サーバ実機やクラウドコンピューティングのデモンストレーションにより知見が深まったといえる.

金儲け的な質問をいくつかぶつけてみたところ,どうやらクラウドコンピューティングはしばらくBtoBビジネスで騒がれていくとのことである.
しかしこれまでコンシューマとして過ごしてきた期間が圧倒的に長い我々にとって,BtoBビジネスというのは馴染みがなく,経営戦略や技術改善といったものがみえにくい.

コンシューマ向けのPaaSやIaaSなんかのトリガーになれれば一山あてられそうなんだけどなー

2010年8月17日火曜日

インターンシップ

修士一年の夏休み.
研究,豪遊,独学,婚活・・・選択肢は様々あるだろう.

自分はインターンシップへいってます.
富士通で静岡 アプリケーションサーバとクラウド関連に一枚かませていただくということに.

正直今までアプリケーションサーバなんてものは名前すら知らなかった.
もっといえば知らなくても単位はとれるし卒業できる,と皮肉っておく.
まぁ,俺が触るアプリケーションサーバはBtoBミドルウェアみたいだし,知っている方が逆に怖いかもしれない
そうはいうものの,個人的にこのAPサーバ(と略すらしい)は結構重要な立ち位置にあると感じた.
すごく乱暴に言うと,Webアプリケーションとデータベースの中間に位置し,ユーザのリクエストとデータベース処理の仲介が主な役割となる.
ミドルウェアの中では改善,機能追加の余地もありそうで,ビジネス的にもねらい目なんだろう.

ICTの行く末はなかなか予測が難しいとはいえど,Webアプリケーションとクラウドコンピューティングにはどの経営者・技術者も目を光らせているのではないだろうか.

そういう意味では今回のインターシップにおけるテーマはビッグウェーブに乗り遅れないための前準備にあたるともいえる.
研究も並列分散処理によるスケーラビリティ云々だし,勤務地を差し引いても都合がよかった.

まだ始まって2日目だけど,どの業界にもめんどくせー客っているもんですな.明日は東京のクラウドセンターへ見学へ行ってきます.写真撮れないだろうなぁ~・・・